シフト勤務と健康

医歯薬系の職業の中でも病棟勤務の看護師は日勤と夜勤のシフト勤務の代表例ですが、ほかにもシフト勤務をとっている職業はたくさんあります。警官、消防士、タクシーの運転手、気象予報士、放送局のスタッフ、新聞社の校正係りなど枚挙にいとまありません。このような職種の人たちのおかげで社会の機能が保たれ多くの人々が安心して暮らしています。
夜勤を持つ人はシフト上規則正しい生活を維持することが難しいのでや体調を崩すことが多いようです。体内時計に逆らった生活を余議なくされている以上仕方のないことかもしれませんが、夜勤明けに昼間睡眠を取ることが多くなるなかで日中は郵便局や宅配便の受け取りなどで睡眠が中断されることが多く熟睡できません。普通の人が眠るべき時間に起きていて眠るべき時に起きているには体にも負担がかかります。
こうした点から不眠体質になり心療内科に通院する人も珍しくありません、夜型の生活が定着している人は問題ありませんが、看護師は日勤と夜勤が混在する点で睡眠の充実化を妨げています。
特に夜勤は夜間定期的に患者の様子をチェックしたり、不測の事態に対処したりと神経を休めている暇がありません。ストレス耐性と健康管理が要求されます。特に女性は、結婚・出産・育児などのイベントがあり、どうしても夜勤が難しい時期があると思います。そういった場合、ママさん看護師向けの待遇を整えている病院へ転職することも選択肢の1つだと思います。日勤のみであったり、短時間勤務であったり育児期間は負担を軽減できるよう配慮している病院は多くあります。(詳しくはこちらをご覧ください。http://www.xn--f6qs32a9ka781f4uw.net/
職業によっては夜勤明けにゴルフに行ったり、飲酒に行ったりする人たちもいると聞きますが体に良いとは思えません。遊びに興ずることも必要ですが体に気をつけて欲しいと思います。