現代人は仕事に追われて睡眠不足だと言われています。
また、仕事をする時間も「朝から夜まで」だけではなく「夜から朝まで」など勤務形態も多様化しているので、24時間明るく眠らない街というのも珍しくありません。忙しかったり、人間が本来寝る時間である夜に活動することが増えると、体調を崩すこともあります。また、眠いのに眠れないなど、睡眠に問題を抱える人も昔と比べてぐっと増えています。そういった症状を持つことを睡眠障害といいます。
睡眠障害にはいくつか種類があります。寝付くまで時間がかかる入眠困難、睡眠中何度も目が醒めてしまう途中覚醒、午前4時などとても朝早く目が覚めてしまい、それから寝付くことが出来ない早朝覚醒です。このような睡眠障害になってしまうきっかけはストレスが多いと言われています。
不眠症で一番多いのが神経型と呼ばれるもので、本当の意味での不眠症ではないものです。寝れなくなると本を読んだりお茶を飲んだりして眠ろうとし、一度眠るとぐっすりなことが多いです。
それからうつ病型のものです。寝てもすぐに目が醒めてしまい、それがストレスになってしまいうつ病の症状が出ます。それから体内時計が何らかの理由で故障してしまい寝られなくなったり、睡眠時無呼吸によるもの、循環器疾患によるもの、脳の病気によるもの、そして睡眠環境によるものなど様々な原因で不眠症となってしまいます。
いずれにしても睡眠障害に陥った場合は、きちんと病院にいき医師の診察を受けて症状の改善に努めましょう。